自分の持っている土地が売れたからそのお金を子供や孫にあげたい。何をすべき?

最近私自身このような質問を受けることが多くなりました。その理由としては相続の対策を元気なうちにしておきたいと考える方が増えていること。また、子供や孫に迷惑を掛けたくないから今のうちにできることをしておきたいと考える方が増えていることが一番かと思います。

更に昨今の税法改定され暦年贈与(毎年110万円以下の贈与は非課税)がなくなるか否かの論争をニュースなどで見たことがあるかもしれません。そして今回の質問はこれらの不安を解決したいと考え相談してきてくださいました。

今回のケースのように土地が売れて現金が手元にあるからそのお金を非課税の範囲内で贈与したい方が気を付けるべきことをまとめてみました。

①贈与契約書を作成する(お金をあげる方、もらう方それぞれ1部ずつ持っておきましょう)
②贈与額は一人110万円まで
③贈与した相手が贈与があったことを理解していることが重要(コッソリ贈与には気を付けましょう)

以上の3点に気をつけ健全な贈与をしましょう。
なお、毎年計画的な贈与を行いたい場合はこの他にも注意点がありますのでこの場合はどうなるんだろうとお困りの方はみどり経営にぜひご相談ください。

令和4年12月6日時点の情報です。

(営業担当F)