祖父母や両親が子や孫の成人になったタイミングで贈与税の非課税枠で貯蓄していた預金口座をサプライズで贈与したいと考える場合は多いと思います。
この例の、NGのポイントはタイトルにもある通り、サプライズでの贈与であるということです。
贈与というのは贈与者と受贈者の双方の事前認識が前提となるため、今回の例では毎年の口座への入金が暦年課税制度の非課税枠内だったとしても、一括贈与とみなされ、贈与税の課税対象になる可能性があります。
祖父母や両親から子や孫に贈与を行いたい場合は、預金口座を子や孫の名義で作成するのはもちろん、子や孫がその口座を認識しており、また実際に口座を自由に使用できるような状態にしておくことが必要となります。
以上のことから贈与には贈与者と受贈者の事前の共通認識が必須で、サプライズは厳禁ですのでご注意ください。
新人M
贈与にサプライズはNG!?
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