借入金を作ってアパートを建設する相続税対策は有効か?

自宅の一部を取り壊して収益物件を建設する相続税対策が有効かという相談を受けました。

結論として有効ではあるが、費用対効果も同時に考慮する必要があるという回答をしました。小規模宅地が適用されない範囲の自宅が建っている宅地を貸家建付地とすることでの節税効果、建物の評価減、借入金による債務の増加での節税効果と、収益物件のキャッシュフロー、借入金の返済計画に無理がないか、相続人が相続発生時に相続人の間でもめ事の原因にならないかなどを総合的に考慮する必要があることをお話しました。

相続税対策を実行する前に現状を把握するためライフシミュレーションを行って、現状を分析し、本当の問題点を洗い出すことの重要性についても併せてお話しました。

(営業担当E)