相続でもめる家族の特徴

相続において依頼者家族がもめる現場を見ることがよくあるのですが、もめる家族には同じような特徴があります。今回は生前にどのような家族関係であったときに相続でもめるかを紹介します。

①兄弟仲が悪い
・・・日ごろから疎遠であることが多くあっても話をしないため、分割協議など話をしないといけないときに感情的になって冷静に話ができない

②遺産が不動産しかない
・・・相続人が居宅としている不動産しか遺産が無く、それ以外の相続人へ分ける遺産が存在しないことで、相続人の間で不公平となることでもめてしまう。

③亡くなった両親への介護負担が偏っていた
・・・両親の介護負担が特定の相続人に偏っていた場合、その他の相続人と同等の配分では納得できないことによって意見がまとまらない。

④不公平な遺言書の存在
・・・遺言書の作成から年数が経過しており、亡くなった時点の相続人との関係性が全く考慮されていないことで、遺言書の無効を求めた訴訟に発展する。

⑤母親(父親)の違う兄弟の存在
・・・両親が前に結婚していた時の子供が存在し連絡すら取れないことで分割協議が進まない

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