今年も4月の終わりに、「固定資産の課税明細書」が市役所から届きました。言わずと知れた自分の住む家の土地、家屋に対する税金の計算書です。
先日、弊社で弁護士さんによる社内勉強会があり私も出席しました。固定資産税の金額が過大に決定され、損害賠償請求をした裁判について話を聞きました。行政側の計算誤りがあったが、長い年月が経過したことにより損害賠償請求はいつから可能であるか?といった主旨の裁判でした。「時効」、「除斥期間」などが争点でした。
しかし私が一番疑問に感じたのは「過大な税額が請求され、それが長い間誰も気付かず続いていた事」でした。受け取る側は、まさか金額が間違っているとは思いません。多くの人はその金額を期限内に納めると思います。法律とは何のためにあるのか?行政のため?と考えさせられました。
そして市役所から届いた税金の明細は必ず目を通そうと思いました。・・と言っても誤りがあるかどうか判断は難しいですね。疑問に思ったことは行政にでも、専門家にでも何でも質問してみると、思わぬ発見があるかもしれませんね。
監査担当M
固定資産税の明細書に思うこと
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